活動内容

家族会の活動

ひまわり会は「学びあい」「支えあい」を大切にし、年間を通じて次の活動をしています。

①家族教室(年3回)

 会員の要望やニーズに応じて精神保健医療や福祉制度、認知症などについて学習の機会を設けております。石崎病院の医師や看護師、あるいは外部講師をお招きして講演会形式で行います。時には、統合失調症や認知症の当事者と家族の接し方について、ビデオを見て繰り返し学習することもあります。

②視察研修(年1回)

 近隣の自立支援や社会復帰のための施設(グループホームなど)を訪問し、居住環境や施設が行っているプログラムを見聞する設けています。病院を退院後に利用できる社会資源を具体的に知ることは、当事者や家族にとって大きな安心となります。

③自由に話しあう会(年4〜5回)

 家族が抱える悩みや心配ごとを自由に話しあう機会を設けています。当事者の急性期を凌いだ経験のある先輩のお話は、不安のどん底にある会員にとっては大きな励ましと光明になります。家族会の仲間と苦しみを語り合うだけでも孤独や孤立感が少なくなります。

④移動学習(年1回)

 近くの保養施設を利用して移動学習会を実施しています。通常の家族教室は病院の会議室をお借りして行いますが、年に一度外に出て行います。学習の後に皆でお食事したりお湯に入ったり、散歩したりでリラックスした気分になります。

⑤機関紙「ひまわり」、広報誌「いしざき」の発行

 機関紙「ひまわり」には、年度始めに開催される家族会総会の内容(前年の事業報告及び会計決算報告、翌年の事業計画案及び予算案など)を中心記事にして年に1回刊行しています。広報誌「いしざき」には、実施した活動について内容の紹介及び質疑の様子を記事として年3回刊行しています。